横浜市よりお越しのN様から218d アクティブツアラーのエンジンマウント交換を行いました。

この度は、NeuKreis：ノイクライスにて整備依頼をいただきましてありがとうございます。

エンジンマウントとは

エンジンを固定している部分のことです。エンジンとボディの間にゴム製のマウントが取り付けれており、重たいエンジンを支える効果、エンジンの振動が車体に干渉しないようにする効果、路面などから伝わる足回りからの衝撃をエンジンに干渉させない効果などがあります。これによりエンジンの振動や音を吸収し、快適にドライブすることができます。

劣化するとどうなる？

通常時とは明らかに異なる振動や音が発生します。症状は段階的に酷くなりますので、参考にしてみてください。初期症状はDレンジ・Rレンジの際振動が発生します。この場合は交換を視野に入れましょう。次にアイドリング時にも振動が現れます。例えばダッシュボード周りやステアリングなどにエンジンの振動が伝わり、違和感を感じるはずです。この場合は早めの交換推奨です。更に症状が進むとPレンジの状態でも振動を感じるようになります。この場合は早急に交換が必要です。ちなみにアイドリング時の方が振動が大きく伝わり、走行開始と同時にやや収まりますが、走り始めたら直るというものではありません。

交換しないとどうなる？

エンジンが正しい位置で固定されず、走行時に周囲の部品に接触、破損を起こす可能性があります。マウントはエンジン以外にもミッションを支えるミッションマウントなどがあります。それら他のマウントにも必要以上の振動を与えてしまい、必要以上に交換部品が増える可能性がありますので早めの交換を推奨します。

交換頻度は？

車両の個体により様々ですが、一般的には10年・10万kmと言われています。今回交換した車両は7.6万km走行車です。ゴム部品のため低走行車でも劣化する場合がありますので、少しでも異変を感じたら交換を推奨します！

PITからひとこと

エンジンマウントは一般的には馴染みの少ない部品交換かもしれません。そのためかお客様の中には「そんな場所壊れるなんて聞いたことない」と言われる方もいらっしゃいます。お気持ちはすごく分かります（笑）ですが私たちにとっては年に何度かご依頼いただく整備ですので、今回施工事例として挙げさせていただきました。注意点として、エンジンマウントは交換が必要な状態だとしても車検に通ります。発覚が遅れることが多いため、自己管理が出来ない場合は点検時に確認をお願いしましょう！

永久サービス

私は現在２台の輸入車を所有しています。車屋さんだって維持費は皆さん同様かかりますが、大事に乗りたい・長く一緒にいたい・壊れて大金修理になりたくない。など理由はいっぱいありますが、私が手放しても次のオーナーさんに大事に乗って欲しいからお世話しているのもあります。そんな思いを持った方や、お客様の車の維持費を少しでも抑えて好きな車に乗って欲しい気持ちから販売した"永久サービス"プランを一読ください。きっとお役に立つはずです。こちらから永久サービスの内容を確認できます。

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