神奈川県よりお越しのA様からマツダ デミオ のEGRフローの整備をさせて頂きました。

 

この度は、NeuKreis ノイクライスにて整備依頼をいただきましてありがとうございます。

 

 

エンジンチェックランプが点灯。

まずは走行テスト・停車時の点検を行いましたが、異常は見受けられませんでした。

診断機テスターにて再度確認を行いEGRフロー確認。

 

EGRとは、排気再循環機構のことです。簡単に説明しますと、排気ガスの一部を再度エンジンに取り込み

光化学スモッグの原因にもなる窒素酸化物(NOx)の発生を抑える役割があります。

そしてこの機構故に軽油の燃えカスであるPM(カーボン・煤)が発生します。

PMもまた、環境汚染の原因物質であるため、DPF(ディーゼル粒子フィルター)と呼ばれる、PMを除去するための装置が備え付けられています。

コンピューターがPMを自動的に検知し、溜まったPMをフィルター内で燃焼し排出しているのです。

(何だか分かりづらいですよね...(笑))

 

例えば、

鉛筆を使う前に削ります。(エンジン・オン)

鉛筆を削るとカスが出ます。(PM)

カスが落ちないように受け皿があります。(DPF)

カスが溜まると捨てて再度削れるようになる。(燃焼)

みたいな感じです♪(伝わりますかね...)

 

では早速見ていきましょう！

エンジンカバーを外した状態です。

手前のパイプがEGRパイプです。左側がインテークマニホールドと、右側がEGRバルブに繋がっています。

 

 

インテークマニホールド側です。煤がたっぷり付いています。

 

 

 

こっちはEGRバルブ側です。伝わりづらいですが、こちらも大量に蓄積してます。

 

 

部品を外して清掃を行いました。

交換するとなると20万円近くになるケースもあるので、

オーナーさんの意向に沿って作業していきます。

 

バルブ手前も清掃完了し、ピカピカです✨

 

 

 

PITからひとこと

昔よくトラックが黒煙を出しながら走っていましたよね？

あの主な成分がPMです。最近のトラックはあまり目立ちませんが、

目立たなくなったのはDPFのおかげなのです✨

 

通常は自動で除去する機構となっていますが、

• 長時間のアイドリング
• 車速約15㎞/h以下の連続走行
• 短時間走行の繰り返し

などの場合はDPFが作動しづらくPMを正しく除去することができません。

 

意識するだけで燃費や馬力が落ちるのを防ぐことができるので、

是非皆さん頭の片隅に置いておいてください。

お困りの方はもちろん、ご相談にもお答えいたしますので

お気軽にご連絡ください。

 

 

マツダ デミオ の修理なら

ノイクライスへ‼

 

 

当店は他店舗で購入されたマツダ デミオも整備可能です｡‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌

 

代車も豊富に揃えておりますのでご安心いただけます。

 

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