横浜市よりお越しのM様からメルセデス・ベンツ C200の
フロント左右ロアアーム交換を行いました。

この度は、NeuKreis：ノイクライスにて整備依頼をいただきましてありがとうございます。

停止時にハンドルを大きく切りながら前後移動する時にゴトゴトという音がするとのことでご連絡いただきました。
お預かりしリフトアップ後確認したところ、フロントロアアームのボールジョイント付近から音が発生していました。
ロアアームとセットの部品のため、ASSY交換を行いました。

ロアアームとは

ロアアームとは、タイヤ・サスペンション・車体をつなぐ重要な部品の一つです。 路面から伝わる振動や衝撃の吸収や、前後/左右に荷重移動する際のショックを受け止め、乗り心地を良くする為に重要な役割を受けている部品です。

ボールジョイントとは？

ロアボールジョイントとは、球体状のステアリングとロアアームを繋ぐ関節のような部品です。衝撃の緩和やステアリング操作時の軸となっています。損傷していると車検に通らないため、定期点検時に発覚し交換するという方も多いです。

故障するとどうなる？

ボールジョイントが摩擦により小さく摩耗していると、隙間ができてしまいゴトゴト音が鳴り始めます。その結果、乗り心地の悪化、ハンドル操作時のがたつきなど症状は様々です。ブーツにより守られていますが、ブーツが切れてしまった場合、グリス不足や砂ホコリの侵入によりボールジョイントが更に摩耗しやすくなります。

交換の原因と対策

自然劣化・サビによる腐食が多くを占め、縁石の乗り上げなどによる強い衝撃も部品を痛める原因の一つです。ドイツ本国では消耗交換品として扱われています。純正品はもちろん社外品も種類多く流通していますので、交換時期が来たら必ず交換しましょう。

PITからひとこと

今回作業後、より分かりやすく説明するためにネットの情報を確認しました。びっくりしたのが、結構大袈裟なこと書いてるなぁ〜ってことですね。こんな酷いことになる前に交換しよう！という教訓にはなるし、整備士でもなかなか見られない状態の車を見られるので楽しいですが、一般の方が誤解してしまう内容も多かったです。とはいえもちろん、ロアアームは足回りの最重要部品の一つですので、ほっといていいなんてことはまずありません。国産車も輸入車も等しく交換する部品なので、定期点検はマメに行いましょう♪ノイクライスでは部品強度の観点から純正品への交換を推奨していますが、社外品の取り扱いも行なっていますので、ご相談ください。

メルセデス・ベンツ Cクラスの修理ならノイクライスへ‼

当店は他店舗で購入されたメルセデス・ベンツも整備可能です｡‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌

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